会計周辺のDaniele

中小企業診断士見習い 兼 USCPA見習い(どちらも登録できてません)

FAR受験記

[各科目勉強時間の再掲]

 

FAR 2020年6月  79点(合格) 379時間

AUD 2020年8月 82点(合格) 149時間

BEC 2020年10月 82点(合格) 118時間

REG 2021年1月 75点(合格) 135時間 

 

勉強時間の合計 781時間

 

 

この記事では、FARの受験記を綴ります。

 

[学習内容による学習時間の内訳] 

 

講義視聴&MCQ:302時間

TBS:77時間

※講義視聴は基本的には1回のみ。 

 

[時系列(勉強時間)] 

2019年11月(12h) Abitus入学&英文会計入門&FAR講義視聴&MCQ

2019年12月(55h) 本格始動。講義視聴&MCQ

2020年1月(92h) 講義視聴&MCQ

2020年2月(36h) 中小企業診断士の実務補習で時間がとれず。講義視聴&MCQ

2020年3月(41h) COVID-19と転職活動に乱される。講義視聴&MCQ&TBS

2020年4月(48h) 転職活動(半ギレ)。MCQ&TBS

2020年5月(62h) ペースを掴みだす。MCQ&TBS&リリ問

 - 2020年5月2日 A校模試 (Ver 12. 01.、55/100)

2020年6月(29h) MCQ&TBS&リリ問/模試復習

 - 2020年6月18日 本番

 

[所感]

全4科目中、圧倒的に苦しい戦いとなりました。

 

その証に、最長であるほぼ半年と400時間弱の準備時間を要しました。

この時間だけみると、おそらく他の受験生がかける平均的な時間と変わりません

 

それだけ時間をかけたにも関わらず、

スコアは、78点のギリギリ合格です。

 

 

FARで苦しい戦いを強いられた原因は、

短期決戦を挑めなかったことにあります。

 

具体的には、

 

 ・転職活動を並行していた。

 ・COVID-19で学習環境が変わった(自習室が使えなくなるなど)。

 ・COVID-19で受験会場が閉鎖するなど先行き不透明でモチベダウン。

 ・最初の科目なので、対策が探り探りだった。

 ・学習すべきVolumeが多い。

 ・中小企業診断士の実務補習が入った。

 

といった点が挙げられます。

 

特に、転職活動を並行して行った点が、

学習の観点では、最も大きな障害となりました。

 

 

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(余談。

 USCPAを受験される方の中には、

 転職を前提に取り組まれている方が少なくないと思いますが、

 転職活動そのものは、受験の障害になるケースが

 少なくないことを念頭に置かれることをおすすめします。

 

 そもそも、本業+受験という2足のワラジを履いているのに、

 そこへ転職活動をプラスするのは、普通キャパオーバーになります

 

 特に、面接前の企業研究は、基本的にどこまでも深堀できてしまうため、

 どこまでやるか?というリソースの配分をあらかじめ決めておかないと、

 すべて不完全燃焼になってしまうリスクがあります。

 

 事実、私の場合は、いくつか面接まで進んだ企業があったものの、

 内定をもらうには至らず、客観的にみれば、学習時間を浪費した形になりました。

 

 とはいえ、私の場合、内定そのものはもらうに至らなかったものの、

 

  ・USCPAの市場での評価がなんとなくわかった。

  ・現状の自分の市場での評価がわかった。

  ・「どのようなキャリアパスを描くか?」を自問するきっかけになった。

 

 などなど、今後の人生、そして、USCPA受験生としての

 勉強を続けるモチベーションを得ることができたことは、

 無駄ではなかったと考えています。 閑話休題

 

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また、1科目目ということもあってコツが掴めていなかったです。

 

FARで苦戦した後は、なんとなく「こんなもんでいいんでしょ?」

という勘所がわかって、勉強効率が高くなりました。

 

 

また、これは結果的によかったのか悪かったのか分かりませんが、

紙のテキストは一切使いませんでした。(電子版は検索機能で少々使用)

 

テキストを見ると心が折れかねない分量があるので、

「知らぬが仏」でとにかく着手していけたのは大きかったかもしれません。

テキストに書き込んだりする時間も省略できました。

 

そもそも、なぜテキストを使用しなかったか、というと、

私は、記憶はアウトプットで定着させるものだ、と思っています。

 

したがって、

最終的にMC問題さえ解けるようになってればいいんでしょ?

 テキストに書いてあっても、問題になってなければ本番出ないんでしょ?」

という精神でいきました。

 

※これ、FARとBECについてはOKでしたが、他の科目では難しそうです。

 私もAUDとREGではテキストを使用しています。

 

勉強の順番は、この後のすべての科目で共通します。

 

講義動画(視聴後すぐ動画付属のMCを解く。これは講義の復習なのでMC周回に含めない。)

→FAR1、FAR2、・・・の単元ごとMC復習(MC1周目)&CSUEB受験

→全範囲の講義動画視聴後、A校MC復習(MC2周目)

→AICPAリリ問(MC)、即復習

→A校TBS(TBS1周目)

→A校模試、即復習

→AICPAリリ問(TBS)

→間違えた問題をひたすら回す。(MC3-5周目、TBS2周目)

 

という流れです。

 

MCは、目安として2回連続で正答すればその問題はOKとしました。

最大で5回くらい間違えた問題もあります。

 

解けない問題が残った状態というのは気持ちが悪いですが、

膨大な範囲の中、その問題が本番で出るとは限らないので、

「完璧にすることにこだわり過ぎない、しかし完全に諦めるわけではない」

というバランス感覚も必要です。(効率的な受験という意味で)

 

長くなったので、一旦ここまでにします。

 

このほかFAR受験に関することは、後程追記するか、

別途記事を立てたいとおもいます。